UTPVision、自動/手動外観検査システムのモニタリングおよび管理ソフトウェアMaviXを発表

Sintattica と共同で開発されたこのシステムは、ゴム業界の企業向けに特別に設計されています。
2018年5月22日、ベルガモ県、アルバーノ・S・アレッサンドロ市 – 外観検査機の設計・製造のリーディングカンパニーであるUTPVisionは、自動外観検査機との双方向接続および手動選別テーブル管理を可能にし、社内の生産管理ソフトと連動できる、一式のソフトウェアMaviX(Manager for Visual Inspection:外観検査管理ソフト)を発表いたしました。
MaviXは、外観検査機をインダストリー4.0の要件に適合させるものです。 データ収集、作業計画、履歴参照の高度なシステムを提供します。 製品品質が非常に高い水準に達し、継続的かつ急速な進化に常にさらされているこの業界において、データ分析およびモニタリングの新たな効率的ツールとして、より高い価値を発揮するものです。
「弊社の顧客は、検査プロセスを益々正確で、迅速で、効率的なものにするために、最も優れたテクノロジーを求めています。 MaviXは、外観検査機械に長年求められてきた、データ収集と分析の集中管理を可能にするものなのです」と、UTPVison代表取締役マリオ・レガッツォーニは説明します。 「このシステムを開発するためには、専門知識と能力のあるパートナーが必要でした。そこで、このソフトウェア一式の開発とシステム実装において、Sintattica社の協力を得たのです。」
「MaviXの開発には、最も効果的かつ堅牢なテクノロジーを駆使しました。 我々に求められた課題は、迅速にインストールでき、既存環境を変更することなく組み込むことが出来るシステムを構築することでした」と、Sintattica社の代表取締役でMaviXプロジェクトの責任者であるニコラ・ヴェッツォーリは語りました。 「異なる種類の機械からデータを収集する必要があるため、情報分析と調整作業が求められました。 このシステム一式は、我々の誇りであり、ユーザーに具体的かつ即効性のあるメリットをもたらすものと確信しています。」
MaviX一式には現在、2つの異なるモジュールがあります:
Mavix-A - 外観検査機械の双方向接続用ソフトウェア。
接続された複数の機械が生成したデータを、遠隔で収集および表示することができます。 機械の動作をリアルタイムで表示および監視するダッシュボードを有し、検査の開始に必要な情報(ロットコード、数量等)をアップロードすることができます。 Mavix-Aは、インダストリー4.0の優遇措置を受ける要件に機械を適合させる最適なソリューションです。
Mavix-M - 作業者による手動選別作業を管理するソフトウェア。
各担当者への仕事の割り当て、作業計画、時間管理、従業員のパフォーマンス評価が可能となります。 このシステムは、それぞれ特定機能を備えた複数のアクセスプロファイル(監督者、選別責任者、作業者)を提供します。 会社のネットワークに接続されている、PC、タブレット、その他デバイスで使用することができます。 Mavix-Mには、手動選別のスケジュールや計画のためのスケジューラ(プランニング)が組み込まれています。
UTPVisionは、大量生産製品や様々な種類のコンポーネントの品質管理のための自動外観検査機械の設計・製造におけるリーディングカンパニーです。そのノウハウは、PCベースコントローラでのハードリアルタイム制御システムから、従来のコンピュータビジョン技術に基づく、高度な画像処理アルゴリズムにまで及びます。 イタリアのベルガモ県に本拠地を置き、中国と米国にショールームを持ち、50名の従業員を有し、世界規模の販売網を誇ります。
Sintatticaは、企業のデジタル変革を専門とする会社です。 その目的は、デジタルメディアとインターネットを通じて、具体的な問題をシンプルでそして効果的に解決することです。 同社が構築するソリューションは、完全カスタマイズの場合も、独自クラウドプラットフォームSincloudをインストールする場合も、プロセスをよりシンプル、高速、効率的にし、結果的にコスト削減につながります。 Sintatticaは、IoTソリューションの実現における長年の実績を持ち、現在異なる産業分野で使用され、インダストリー4.0認定を受けた様々な製品を生み出しています。